ブログ 2020.06.25
成年後見人 お礼の手紙
少し前ですが、成年後見制度を利用していたお婆さんが亡くなりました。
大阪府下の社会福祉協議会からの相談案件で、当方で長年連絡が途絶えていたお婆さんの親族と連絡を取り、お婆さんの姪に当たる方に成年後見制度利用の申立人になって頂きました。
私が後見人に就任して以来、お婆さんは元気に過ごしておられ、2~3ヶ月に一度、申立人にはお婆さんの近況をお伝えしていたのですが、後見人に就任して3年が経過したある日、お婆さんが施設で転倒してしまい大腿骨の付け根付近を骨折してしまいました。その日以来、体調を崩しがちになり、寝て過ごす日々が続くことになり、ある日の早朝、お婆さんは静かに息を引き取りました。
申立人の依頼を受け、葬儀の手配を行い、役所に対する各種届出、債務の支払いなどを行い、一連の仕事は終了しました。
先日、申立人になって頂いた姪御さんからお手紙を頂きましたので、抜粋して紹介します。
先日来、叔母〇〇〇子の事では、大変お世話になりまして有難う御座いました。厚く御礼申し上げます。
身寄りのない叔母にとりまして先生は、家族同様に心を寄せ、お世話下さり、感謝しております。
~略~
寂しく暮らしていました叔母ですが、人生の終焉に向かって先生に巡り会えました事はこの上なく幸せな事と私達は父に祖父に母に伝え、心を安めてもらうことが出来ます。
~略~
大変なお仕事と思います。
どうぞお元気で、これからも出会いの為に御尽力下さいますよう、お祈りしております。
一期一会です。