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認知請求をしない約束は有効か?

彼との約束で、認知請求をしない約束で子供を産んだ女性から、「彼に認知してもらうことはできますか?」といった質問が以前にありました。

 

認知請求権は放棄できないというのが判例、通説です。(認知請求は可能)

 

最高裁判決 昭和37年4月10日

認知請求権は放棄することができず、非嫡出子が認知請求権を放棄する契約をしたときであっても、父に対して認知の訴えを提起することはできる。

背景として、昭和16年、相当金額(当時で5,000円)の株券との引き換えに認知請求権を放棄する契約をしたが、その後契約を覆し、認知の訴えを起こした事案で、最高裁は認知の放棄を認めませんでした。

 

根拠として、身分上の権利の放棄は許されないとするのが原則である。放棄を認めると、弱い立場にある非嫡出子が不利益を強いられる恐れがある。などが考えられます。

 

テレビドラマなどで女優さんが「私一人でも産んで育てるから…。」そんなシーンを目にすることもありますが、女性1人で子供を育てるのは大変です。

シングルマザーとして、頑張っておられる女性ももちろん沢山おられます。しかし、すべてのシングルマザーが1人で頑張りきれるわけではありません。「1人で産む、育てる。と言ったから、必ず1人で頑張りきらなければならない。」そんな必要はありません。1人で育てたかった。でも、できなかった。それも恥ずべきことではありません。

 

大切なのは子供の成長です。

認知請求権は最高裁も認める権利です。

 

※父親が認知をすることにより、父と子の法的関係が確定します。よって、養育費の請求が法的権利として認められるほか、非嫡出子としての相続権なども認められることになります。(非嫡出子の法定相続分は嫡出子の1/2です。)

 


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投稿日: 作成者: 岡澤

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