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熟年離婚

10年ほど前、渡哲也さん松坂慶子さん主演の『熟年離婚』というテレビドラマがありました。子育てにひと段落付いた主婦が夫に対して何の前触れも無く三行半を突き付けるという衝撃的なストーリーは反響を呼び、当時『熟年離婚』という言葉が流行語となるほどでした。

反省

その後、離婚する際の厚生年金分割が制度化されるにあたり、『熟年離婚』が激増するのではないか?と予想されることもありましたが、結果は予想に反してその件数は微増程度に留まりました。

 

『熟年離婚』という言葉に正確な定義は有りませんが、20年以上連れ添った夫婦の離婚を指すようです。

 

時を同じくして2件の『熟年離婚』の定義にあてはまるような相談があり、このうち1件のご夫婦の離婚が合意に至ったと連絡を受けました。

 

詳細は申せませんが、子供の就職が内定したこと、相談者(妻)に親の遺産が入り、離婚後の生活に金銭的な不安が解消したことの二つが離婚に踏み切る大きな要因となっています。

 

離婚の際の取り決めは、養育費は0(子育ては終わっています)、財産分与として1000万(自宅の評価額の半分程度)、年金分割1/2で合意しました。

 

この相談者は私と同年代で40代後半、子供の学費を捻出するためにパート勤めをしており、離婚後もパートを続ければ生活費には困らないそうです。

 

円満離婚が成立しました。

 

片やもう1方ですが、こちらの相談者は50代半ばの女性です。お子さんは大学生で、「子供が卒業するにあたり離婚を考えているのですが…」とご相談にこられました。

 

専業主婦で夫の収入のみで生活しています。あれこれお話を伺いましたが結局、離婚は踏み止まるそうです。

 

こちらの相談者は離婚後の生活を考えたところ、離婚に備え仕事を探すなどの準備がおっくうであることや、離婚が成立してもやはり金銭的に一人で生活するのはキツイと判断され、「御主人と老後を共にする決心が付きました。あとは遺族年金に期待します!」と冗談半分で?事務所を後にされました。

 

平均寿命だけを考えると女性の方が長生きしますし、多くの夫婦は夫が年上ですから、あと少し我慢して遺族年金と遺産を受け取ろうと考える妻も多いのでしょう。

 

これが年金分割が制度化されても予想に反して『熟年離婚』が増えなかった理由と言われています。

 

手をつなぐ老夫婦

 

 

※年金の合意分割は最高で1/2ですが、遺族年金では3/4が受け取れます。

 

大阪の離婚相談・遺言作成・相続手続きは行政書士岡澤綜合法務事務所

 

 


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投稿日: 作成者: 岡澤

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